管理栄養士が保育園を辞めたいと思う3つの理由|円満退職までの流れ

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  • 保育園で働いているけどそろそろ限界、退職を考えている
  • せっかく就職した保育園を退職する勇気がない
  • 保育園で働く管理栄養士に必要なスキルは何?

保育園での管理栄養士の仕事は、給食業務から食育活動など幅広い分野を担当しています。

そのため、仕事量の多さに体調を崩してしまう管理栄養士も多いです。

今回は、保育園で働いていたが、仕事量と人間関係に限界を迎えて退職することになった友人に話を聞きながら、記事を執筆しています。

この記事を読むと分かること
  • 管理栄養士が保育園を辞めたいと思う理由
  • 保育園で働く管理栄養士に必要なスキル
  • 円満退職に必要なポイントと退職までの流れ

保育園での仕事は、楽しい事ばかりではありません。

保育士や他のスタッフとの意見が合わず、人間関係に悩む人も多いです。

辞めることに抵抗があるという方は、辞める前に他にどんな職場があるのか探してみると、新しい未来が開けるかもしれません。

>>【おすすめ】管理栄養士が選んだ転職エージェント・転職サイト9選

目次

管理栄養士が保育園を辞めたいと思う3つの理由

  • 仕事量が多い
  • 給料が低い
  • 人間関係に問題がある

仕事量が多い

保育園の規模によっては、管理栄養士が一人しか採用されず、自分一人で栄養業務をこなす必要がある場合があります。

仕事内容は、給食管理・食育活動・アレルギーや窒息防止の対応等を行います。

保育園の栄養士の仕事内容
  • 給食管理
  • 食育活動
  • アレルギーや窒息防止の対応
給食管理

保育園では、給食やおやつの献立作成調理など給食管理も仕事の1つです。

実際に厨房に入って、調理、盛り付け、配膳、片付け、洗浄まで行うこともあります。

子どもの健康や、アレルギーに配慮した献立を作成することも大切です。

保護者に対する情報発信として給食だよりを作成し発行もしています。

食育活動

食育活動では子どもに対して「食べることの大切さや楽しさ」を伝えます。

各クラス月に1回の頻度で食育活動を行うことが多いです。

保護者の中には、子どもにどんな食事をあげたらよいか分からないと悩んでいる人も多いです。

そのため子どもに対しての食育だけでなく、保護者に対しても食育活動を行い不安軽減に繋げます。

アレルギーや窒息防止の対応

保育園では、保護者から子どものアレルギーに関する相談を受けることがあります。

その都度、正しい情報を伝えられるように勉強しておくことが必要です。

また、6歳以下の子どもだと食事中に窒息事故を起こしてしまう心配もあります。

そのような窒息防止のためにも事前に対策を考えて置いたり、周りの職員にも伝えておく必要があります。

>>保育園で働く管理栄養士の具体的な仕事内容について

栄養士業務だけでも多忙であるのに限らず、保育士から保育士業務の手伝いを任されることもあります。

給料が低い

保育園で働く管理栄養士の給料
月収15~22万円
昇給年1回
賞与年2回、3ヶ月分程度
年収250万円~350万円
保育園で働く管理栄養士の給料

保育園の管理栄養士は他の職場と比較して、給料が低いことが多いです。

地域差や、経験値などを考慮されたり、給与は保育園によってさまざまですが、病院や食品メーカーと比較すると給料は低めに設定されています。

人間関係に問題がある

保育園では、保育士、看護師、調理員、事務員など、他の職員との連携が必要不可欠です。

特に保育士との連携は、子どものアレルギーを判断したり、日々の食事摂取量把握にとても重要に関わっています。

しかし、中には「食事だけ管理している楽な仕事」と思ってしまう人もいるようです。

そのため、保育士の仕事まで頼まれてしまい、仕事量を増やされることもあります。

人間関係の悩みはどこにでもつきものですが、毎日出勤する職場で辛い関係性が続くのは、円滑に仕事を進めるうえで妨げになってしまいます。

保育園で働く管理栄養士に必要なスキル

  • 対応力
  • コミュニケーション能力

対応力

保育園では、子どもが安全に食事をするためのアレルギー対応誤嚥予防対応など、命に関わる様々な対応力が必要です。

そのためには、アレルギーに関する知識や、子どもの誤嚥能力を正しく認識しておく必要があります。

また、直接子どもと触れ合える職場であれば、子供への柔軟な対応力も重要になってきます。

  • 食べてくれない食事はがあるとき、どのように声をかけるべきか
  • どうすれば苦手な食材が食べられるようになるのか
  • どんな献立が好きか嫌いか

コミュニケーション能力

保育園では、保育士・看護師・調理員・事務員など、他の職種の人とコミュニケーションをとることが必要です。

職種ごとに業務内容の違うため、分かり合えない部分もあると思います。

しかし、出来る限りでお互いを認め合える関係性を作っておくことが、スムーズに仕事を進めていく上で重要です。

コミュニケーションを取り合うことで、アレルギー事故、誤嚥事故などの事故も未然に防ぐことが出来ます

円満退職に必要なポイントと退職までの流れ

円満退職に必要なポイント

  • 3カ月前には直属の上司に退職することを伝える
  • 退職までに業務の引き継ぎを済ませておく
  • お世話になった人へあいさつをする
  • デスクの整理整頓をして会社の物は返却する

基本的に退職の意向は3カ月前までには、直属の上司に伝えるようにしましょう。

自分で退職を言い出せない人は退職代行サービスを利用すると、負担が少なく辞められます。

退職までの流れ

退社することを直属の上司に報告する
所属部署のメンバーに報告・引継ぎを行う
退職届を提出する
お世話になった人達への挨拶回りをする
身の回りの整理をする

会社の物は返却をする

最終日のあいさつをする

最終日に菓子やプレゼントをお世話になった人たちに渡す

必要書類の受け取り

退職後に必要な書類を会社から受け取る(離職票など)

>>管理栄養士が円満退社するための流れと4つの注意点について

管理栄養士が保育園を辞めたいと思う3つの理由|まとめ

管理栄養士が保育園を辞めたいと思う3つの理由
  • 仕事量が多い
  • 給料が低い
  • 人間関係に問題がある

保育園の規模によっては、管理栄養士が一人しか採用されず、自分一人で栄養業務をこなす必要がある場合があります。

栄養士業務だけでも多忙であるのに限らず、保育士から保育士業務の手伝いを任されて、さらに仕事量が増量してしまうことも多いです。

保育園で働く管理栄養士の給料
月収15~22万円
昇給年1回
賞与年2回、3ヶ月分程度
年収250万円~350万円
保育園で働く管理栄養士の給料

給与は保育園によってさまざまですが、病院や食品メーカーと比較すると保育園の給料は低めに設定されています。

3カ月前には直属の上司に退職することを伝える必要がありますが、自分で退職を言い出せないという人は退職代行サービスを利用すると、負担が少なく辞められます。

辞めることに抵抗があるという方は、辞める前に他にどんな職場があるのか探してみると、新しい未来が開けるかもしれません。

>>【おすすめ】管理栄養士が選んだ転職エージェント・転職サイト9選

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この記事を書いた人

給料の低さ、人間関係、仕事内容などの理由から、管理栄養士を活かさず一般職に就いてしまう人が増えています。
このブログでは、管理栄養士として3回の転職を繰り返した筆者が、職場ごとの仕事内容や給料などを記事にまとめています。
1人でも多くの管理栄養士が、資格を生かした職に就けるようサポートできたら嬉しいです。

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