【職場選び】管理栄養士の職場と一般企業6つの違い|求められるスキル

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  • 管理栄養士の資格を持っているけど、一般企業に勤めたい
  • 管理栄養士の職場と一般企業との違いを知りたい
  • 求められるスキルの違いを知りたい

管理栄養士の資格をとってもその資格を活用した職場に就くことはせず、一般の企業に就職する人は多いです。

その理由として以下のことが挙げられます。

  • 想像していたよりも仕事がきつい
  • スキルアップが見込めない
  • 人間関係が悪くて辛い思いをした
  • 国家資格の割に給料が低い

参考:【解決】管理栄養士を辞めたい時の対処法・辞める前にすべき5つのこと

実際、私の栄養学科時代の友人は2人に1人の割合で管理栄養士を持っていながら、資格を使わずに一般企業に勤めています。

この記事では、管理栄養士の職場と一般企業の違いについてをまとめています。

管理栄養士で職場選びに悩んでいる方の背中を押す記事になっていれば嬉しいです。

目次

管理栄養士の職場と一般企業 6つの違い

管理栄養士の職場と一般企業との違いを表にまとめました。

スクロールできます
管理栄養士の職場一般企業
仕事内容資格を生かした仕事内容は多岐にわたる
職場限られた場所選ばなければ様々
仕事着会社指定の場合が多い私服が多い
休日平日休みが多い土日休みが多い
就活の難易度低~中中~高
収入低め高め
おすすめの転職エージェント栄養士人材バンクリクルートエージェント
管理栄養士の職場と一般企業との違い

職場によっては異なる部分もあるのでご注意ください。

管理栄養士の職場と一般企業の違い①仕事内容

大きく変わるのは、資格を生かした仕事内容であるかどうかです。

管理栄養士の仕事は職場によっても異なります。

例えば、給食施設では給食管理や衛生管理を実施しますが、保育園や学校では献立作成のほかに食育にも力を入れて実施します。

一般企業に就職すれば、管理栄養士の仕事とは異なる事務業務や電話対応などの幅広い仕事をすることになります。

また、管理栄養士の職場別の仕事内容に関しては、別の記事で説明しています。

ハティ子

気になる職場の仕事内容を詳しく知りたい方は参考までにご覧ください

管理栄養士の職場と一般企業の違い②職場

管理栄養士の仕事をするとなれば、職場は以下のように限られてきます。

管理栄養士の職場一覧
  • 給食施設
  • 保育園・学校
  • 食品メーカー
  • 病院・介護施設
  • 行政
  • 薬局
  • フードコーディネーター
  • 料理研究家

都会であれば職場選びにも困りませんが、地方の求人は自宅付近の職場を探すのにもやっとのことがあります。

しかし、一般企業であれば選べる企業は様々なので、管理栄養士の職場に限った求人探しよりは苦戦することがないかもしれません。

管理栄養士が地方で転職する時におすすめな転職サイトをまとめている記事が別にあるので、地方で管理栄養士の仕事を探しているという方、良ければご覧ください。

管理栄養士の職場と一般企業の違い③仕事着

仕事着は、衛生面を気にする職場であれば、あらかじめ仕事着を用意されていることが多いです。

薬局では仕事着の色で、すぐに管理栄養士と分かるように識別しているところもあります。

仕事着は会社から借りて使用する場合と買い取る場合があるので、仕事に就く前に会社に確認しておくようにしましょう。

また、行政や食品メーカーなど仕事であれば私服となることもあります。

ハティ子

私自身、行政で働いていた時はユニクロ・GUの商品をフル活用していました。

管理栄養士の職場と一般企業の違い④休日

休日に関しては選ぶ職場によりますが、基本的に病院や福祉施設など年中無休で食事を提供するような職場であれば、土日にも食事の提供をする必要があります。

※土日休みの職場を選べば、平日勤務となります。

土日休み希望で管理栄養士の仕事を探しているという方は、別記事の管理栄養士で土日休みの求人を見つける方法をご覧ください。

管理栄養士の職場と一般企業の違い⑤就活の難易度

就活の難易度は、職場によってことなります。

管理栄養士でいえば、食品メーカーや行政などは求人数に対して応募する人の数も豊富であるため難易度は高くなります。

その反面で、給食施設などの人手が足りていない職場であれば、基本的に就活の難易度も低くなっています。

一般企業と管理栄養士の職場とでは応募条件の中に「資格を持っているかどうか」という違いがあります。

もともとの応募者人数の母数が管理栄養士の職場では少ないため、一般企業のほうが就活の難易度を高めに記載しています。

ただし、応募者が殺到するような職場であれば、管理栄養士の職場でも就活難易度はかなり上がっているので注意が必要です。

管理栄養士の職場と一般企業の違い⑥収入

国税庁 民間給与実態調査 /厚生労働省 賃金構造基本統計調査 令和4年より

厚生労働省 賃金構造基本統計調査 令和4年から管理栄養士の平均年収は379万円と算出されます。

また、国税庁 民間給与実態調査で、日本人の平均年収が443万円と公表されています。

そのため、管理栄養士の年収は日本全体の平均より約64万円も低いです。

管理栄養士の給料が安い4つの理由と月収アップのための4つの方法に関しては、こちらの記事で紹介しています。

求められるスキルの違い

どんな仕事にも必要なスキルには以下のようなものがあります。

  • ビジネスマナー
  • 責任感
  • コミュニケーション能力
  • 行動力

特にコミュニケーション能力はどこの職場でも必要とされます。

協調性をもってチームで仕事が出来るのは大切です。

他にも、仕事で問題が起きた時にも対応できるような問題解決能力があると自身の強みとなります。

管理栄養士に求められるスキル

管理栄養士の仕事の多くは食に関わる仕事です。

そのため、食に関するスキルが重要になってきます。

  • 国家試験の内容を実践で対応できるか
  • 調理の経験はあるか
  • 常に新しい栄養情報にアンテナを張っているか

新卒で職場に入ると、勉強していた内容が実践でどのくらい通用するかが問われます。

現場に入って学ぶことも多いので、そういった場面からも吸収していくことが必要です。

一般企業に求められるスキル

一般企業と言っても就職先は様々です。

仕事内容によって異なりますが、以下のようなスキルを求められることがあります。

  • ITスキル
  • プレゼンスキル
  • セールススキル
  • 交渉スキル

このようなスキルは管理栄養士の養成校で学ぶ機会は少ないです。

それに対して、学生時代からこのようなスキルを基本に学んできている人もいます。

そのような人たちに、打ち勝つためには日頃からスキルアップのために行動しておくことがオススメです。

スキルアップするための方法

  • スキルの高い人から吸収する  
  • セミナー・勉強会に参加する
  • 読書をする
  • アウトプットをする  

独学で学ぶには不安が残るという方は、セミナーや勉強会を上手に活用するのがオススメです。

そしてインプットした内容は、すぐにアウトプットして実践してみると体に身につきやすくなります。

お金をかけるほどの余裕がない方は、まずは仕事ができる人の真似をすることから初めてみると良いかもしれません。

管理栄養士の職場と一般企業と6つの違い|まとめ

スクロールできます
管理栄養士の職場一般企業
仕事内容資格を生かした仕事内容は多岐にわたる
職場限られた場所選ばなければ各地様々
仕事着会社指定の場合が多い私服が多い
休日平日休みが多い土日休みが多い
就活の難易度低~中中~高
収入低め高め
おすすめの転職エージェント栄養士人材バンクリクルートエージェント
管理栄養士の職場と一般企業との違い

資格を生かした仕事に就くか一般職に就くか悩んでいるなら、仕事に対して求めていることを明確にするのがオススメです。

仕事内容重視なのか、休日を考慮したワークライフバランス重視なのか、とにかくお金を稼ぎたいのか…

それによって就職する職場の候補はおのずと狭まっていくと思います。

一般企業への転職は将来の選択肢を広げることも出来ます。

20代のうちに貪欲にスキルと知識を習得したければ、経験したい職業に挑戦してみると良いかもしれません。

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この記事を書いた人

給料の低さ、人間関係、仕事内容などの理由から、管理栄養士を活かさず一般職に就いてしまう人が増えています。
このブログでは、管理栄養士として3回の転職を繰り返した筆者が、職場ごとの仕事内容や給料などを記事にまとめています。
1人でも多くの管理栄養士が、資格を生かした職に就けるようサポートできたら嬉しいです。

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