【ちょっと待った!】管理栄養士が一般企業の転職をおすすめしない理由と5つの違い

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  • 管理栄養士の資格を持っているけど、一般企業への転職を考えている
  • 管理栄養士が一般企業に就くメリットとデメリットを知りたい
  • 専門分野しか学んできていないので、一般企業で働いていけるか不安

管理栄養士の資格を持っていても、栄養士とは関係のない一般企業で働いている人は多いです。

その理由として以下のことが挙げられます。

  • 想像していたよりも仕事がきつい
  • スキルアップが見込めない
  • 人間関係が悪くて辛い思いをした
  • 国家資格の割に給料が低い

参考:【解決】管理栄養士を辞めたい時の対処法・辞める前にすべき5つのこと

私の栄養学科時代の友人は2人に1人の割合で管理栄養士を持っていながら、資格を使わずに一般企業に勤めています。

私自信、一般企業で栄養士とは無縁の仕事についていた時期があります。

しかし、現在は管理栄養士として病院勤務をしており、一般企業で働いたことで管理栄養士の魅力を感じる事が出来ました。

この記事では、管理栄養士の職場と一般企業の違いについてをまとめています。

職場選びに悩んでいる管理栄養士の背中を押すことが出来る記事になっていれば嬉しいです。

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目次

管理栄養士の職場と一般企業5つの違い

まずは、なぜ管理栄養士の仕事ではなく、一般企業で働きたいと思ったのかを明確にすると、次の転職先を探しやすくなります。

管理栄養士の職場と一般企業との違いを表にまとめました。

スクロールできます
管理栄養士の職場一般企業
仕事内容資格を生かした仕事職場によって様々
職場食に関する職場幅広い分野から選べる
休日シフト制が多い土日祝休みが多い
就活の難易度職場によって異なる業種によって異なる
収入比較的低め職場や地域で変動
おすすめの転職エージェント栄養士ワーカーリクルートエージェント
管理栄養士の職場と一般企業との違い

自分が仕事をするうえで重要なことは、仕事内容なのか、給料なのか、休日なのか、過去の仕事を振り返ってみて、一般企業との比較をしてみましょう。

管理栄養士の職場と一般企業の違い①仕事内容

管理栄養士の職場と一般企業とで、大きく異なるのは仕事内容だと思います。

管理栄養士の仕事は職場によっても異なりますが、主に食や栄養に関する仕事内容になっています。

例えば、給食施設では給食管理や衛生管理、保育園や学校では献立作成のほかに食育にも力を入れて実施します。

しかし、一般企業では、接客や電話対応、事務作業など、職場によって仕事内容は異なります

経験談

私が転職した一般企業は専門学校でした。

そこでは広報を担当しましたが、広報以外にも業者とのメールや電話でのやり取り、お茶出しなどの仕事も行っていました。

一つの仕事を専任で担当するというよりも、同僚と仕事を共有し合いながら業務する印象があります。

管理栄養士の職場とは異なり、一つの仕事を何人かの職員で構成していくため、仕事内容のゴールが見えにくいと感じました。

例えば厨房業務だったら、食品の発注から調理・盛り付け・提供・片付けまでを管理栄養士が携わることが出来るため、自分の仕事に対する意識を持ちやすいというのが管理栄養士の職場のメリットでした。

ハティ子

実際に一般企業で働いて、管理栄養士の職場の方が目に見えるやりがいを実感しやすいなと思いました。

管理栄養士の職場と一般企業の違い②職場

管理栄養士の仕事をするとなれば、職場は以下のように食や栄養に関する職場に限られます。

管理栄養士の職場一覧
  • 給食施設
  • 保育園・学校
  • 食品メーカー
  • 病院・介護施設
  • 行政
  • 薬局
  • フードコーディネーター
  • 料理研究家

都会のように常に求人がある場所であれば職場選びにも困りません。

しかし、地方での求人は経験豊富な管理栄養士が優遇されることが多く、自分が働きたい職場で働くことが難しいと感じることがあります。

その反面、一般企業であれば選べる企業は様々なので、管理栄養士の職場に限った求人探しよりは苦戦することがないかもしれません。

管理栄養士は資格を持つ人は多くても、求人の数が少ないのはデメリットといえます。

ハティ子

私自身、地方に住んでいるので、管理栄養士の優良求人は見逃すことがないように常に求人を検索していました。

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管理栄養士の職場と一般企業の違い③休日

管理栄養士の職場は、食事の提供を仕事とすることが多く、土日に休みをとれないことが多いです。

例えば、病院や福祉施設など年中無休で食事を提供するような職場であれば、土日にも食事の提供をする必要があります。

その反面で、一般企業では比較的カレンダー通りに休みを貰える企業が多いです。

そのため、土日休み希望の人にとっては、一般企業が働きやすいと感じることもあるでしょう。

経験談

私は結婚後、家族との休日を合わせるために土日休みの一般企業に就職しました。

しかし、土日休みの求人であったはずが、就職してみたら土曜日隔週出勤、日曜日も時々出勤ということが分かり、ショックを受けました。

求人内容と実際の内容が異なることもあるので、あらかじめ就職前に会社に確認しておくのがおすすめです。

管理栄養士の職場でも、栄養指導を行う市役所や、商品を開発する食品メーカーの職場では、土日に休みをとれることが多いです。

管理栄養士として働きたいが、平日休みしかないので諦めて一般企業に転職を考えている人は、再度土日休み求人を探してみるのがおすすめです。

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管理栄養士の職場と一般企業の違い④就活の難易度

管理栄養士の就活難易度は、職場によって異なります。

職場難易度
病院
食品メーカー
委託給食会社
薬局低~中
老人福祉施設低~中
管理栄養士の就活難易度

病院や食品メーカーは求人数に対して応募する人の数が豊富であるため難易度は高くなります。

その反面で、委託給食会社などの人手が足りていない職場であれば、基本的に就活の難易度も低くなっています。

ハティ子

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一般企業と管理栄養士の職場とでは応募条件の中に「資格を持っているかどうか」という違いがあります。

もともとの応募者人数の母数が管理栄養士の職場では少ないため、一般企業のほうが就活の難易度が高いように感じます。

しかし、高齢者社会の現代で人手不足になっている企業は思っているより多いです。

特に、介護施設や飲食業など常に募集が出ている業種は難易度が低く挑戦しやすいかもしれません。

管理栄養士の職場と一般企業の違い⑤収入

国税庁 民間給与実態調査 /厚生労働省 賃金構造基本統計調査 令和4年より

厚生労働省 賃金構造基本統計調査 令和4年から管理栄養士の平均年収379万円と算出されます。

また、国税庁 民間給与実態調査で、日本人の平均年収443万円と公表されています。

つまり、管理栄養士の年収は日本全体の平均より約64万円も低いということが分かります。

これだけ見ると、管理栄養士の職場で働くよりも一般企業で働く方が年収が多くて良いように感じます。

しかし、管理栄養士の年収は、職場によって大きく異なります。

例えば、病院や食品メーカーでは高年収が狙えることが多いですが、委託給食や保育園では給料が少ないと感じる職場もあります。

職場ごとの年収幅が広いために、管理栄養士全体の年収が低くなっているのだと感じます。

管理栄養士で働きながらも、一般企業で働く人よりも稼いでいる人はたくさんいます。

高収入を狙うためには、転職前に給料交渉してもらえる転職エージェントを活用するのがおすすめです。

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管理栄養士が一般企業で働くために必要なスキル

管理栄養士として働いてきた人にとって、一般企業で働きだすと感じるギャップは数々あります。

その中でも私が感じたギャップは、ビジネスマナーやパソコンスキルの必要性です。

管理栄養士の職場では比較的使用頻度が少ないビジネスマナーやパソコンスキルですが、一般企業では非常に重要になってきます。

今後、一般企業で働こうと考えている管理栄養士が働いてから後悔しないように、事前に身に着けておくべきスキルをまとめました。

管理栄養士が一般企業で働くために必要なスキル
  • ビジネスマナー
  • コミュニケーション能力
  • 身だしなみや言葉遣い

コミュニケーション能力はどこの職場でも必要とされます。

協調性をもってチームで仕事が出来るのは管理栄養士の職場でも同じことが言えます。

一般企業で働く場合のコミュニケーションは、職場内だけでなく外部の業者の人とのコミュニケーションもあります。

名刺の渡し方や貰い方、メールの文面や電話の話し方など、管理栄養士の職場ではあまり機会のなかったスキルが重要になってきますので、身に着けておくと良いでしょう。

他にも、職場によっては以下のようなスキルを求められます。

  • ITスキル
  • プレゼンスキル
  • セールススキル
  • 交渉スキル

このようなスキルは管理栄養士の養成校で学ぶ機会は少ないです。

自ら、書籍やWEBサイトなどで基本的なビジネスマナーを学んでおきましょう。

管理栄養士が一般企業の転職をおすすめしない理由と5つの違い|まとめ

スクロールできます
管理栄養士の職場一般企業
仕事内容資格を生かした仕事職場によって様々
職場食に関する職場幅広い分野から選べる
休日シフト制が多い土日祝休みが多い
就活の難易度職場によって異なる業種によって異なる
収入比較的低め職場や地域で変動
おすすめの転職エージェント栄養士ワーカーリクルートエージェント
管理栄養士の職場と一般企業との違い

管理栄養士の職場か一般企業かで悩んでいるなら、まずは仕事に対して求めていることを明確にするのがおすすめです。

仕事内容、休日、給料など、何が一番大切か、どこで働けば求めるものが叶うのか理解するだけでも転職活動がしやすくなるでしょう。

私は一度、一般企業で働いたからこそ管理栄養士の仕事の魅力を再認識できました。

ハティ子

まずは経験したい職業に挑戦してみて、やりたいことを少しずつ見つけるのも良いと思いますよ。

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この記事を書いた人

給料の低さ、人間関係、仕事内容などの理由から、管理栄養士を活かさず一般職に就いてしまう人が増えています。
このブログでは、管理栄養士として3回の転職を繰り返した筆者が、職場ごとの仕事内容や給料などを記事にまとめています。
1人でも多くの管理栄養士が、資格を生かした職に就けるようサポートできたら嬉しいです。

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