- 管理栄養士が公務員になるための倍率は?
- 行政栄養士の倍率が高い理由は?
- 公務員になるにはどうしたらよい?
公務員の管理栄養士は人気が高く、応募者が多いため倍率が高くなっている場合が多いです。
私自身、過去三回公務員試験を受けて落選した過去があります。
その後、会計年度職員として入庁して市役所で行政業務を実施していました。
- 管理栄養士が公務員になるための倍率
- 倍率が高い理由
- 管理栄養士が公務員になるには
管理栄養士が公務員になるための倍率は非常に高い
管理栄養士が公務員に受かる倍率は大体5~50倍程度といわれています。
- 自治体によって異なる
- 採用枠の人数に差がある
- 応募者数が地域によって変わる
自治体のホームページを見ると、過去の倍率を知ることが出来るので、確認しておくのがおすすめです。
一般的な公務員の倍率は平均で5~6倍であるため、管理栄養士が公務員になるための倍率は非常に高いといえます。
管理栄養士が公務員になるための倍率が高い理由
- 安定した職場で働ける
- 高い年収が見込める
安定した職場で働ける
民間企業で働くことになれば、会社の経営難による倒産の危険が少なからずあります。
その場合、どんなに仕事を頑張っていてもリストラを受ける可能性があります。
ただし、公務員には倒産やリストラがないため、先々の不安がなく安心して勤務することが出来ます。
また福利厚生が充実しているのも、公務員の特徴です。
有給、産休・育休、各種手当など、仕事とプライベートの両立が可能になります。
公務員の各種手当
- 扶養手当
- 地域手当
- 通勤手当
- 住宅手当
- 超過勤務手当
- 期末・勤勉手当
- 管理職手当
- 宿日直手当
- 特殊勤務手当
- 退職手当
- 児童手当
- 単身赴任手当
- 広域異動手当 など
高い年収が見込める
公務員として働く管理栄養士の平均月収は経験年数によって異なります。
医療職俸給表(二)の平均俸給額(学歴計) | |
経験年数 | 平均俸給額 |
1年未満 | |
1年以上 2年未満 | 214,800 |
2年以上 3年未満 | 226,500 |
3年以上 5年未満 | 240,588 |
5年以上 7年未満 | 248,829 |
7年以上 10年未満 | 268,208 |
10年以上 15年未満 | 280,919 |
15年以上 20年未満 | 311,212 |
20年以上 25年未満 | 339,778 |
25年以上 30年未満 | 354,927 |
30年以上 35年未満 | 352,940 |
35年以上 | 363,413 |
経験年数が増えるほど、平均俸給額は上がっていきます。
公務員は昇給が確立されているため、働けば働くほど給料は高くなりやすいです。
管理栄養士が公務員になるには?
- 公務員の求人募集へ応募する
- 公務員試験を受ける
公務員の求人募集へ応募する
公務員の管理栄養士になるには、各ホームページの求人から応募する必要があります。
- 地方公務員:各自治体のホームページ
- 国家公務員:人事院のホームページ
管理栄養士の求人は毎年必ず出るとは限らないため、求人が出ているか確認しましょう。
公務員の求人には、年齢制限があります。
上限年齢は30歳~35歳の場合が多いので、応募前に確認しておきましょう。
公務員試験を受ける
管理栄養が公務員となる場合も、公務員採用試験を受ける必要があります。
公務員試験の内容
試験段階 | 試験内容 | 出題形式 |
一次試験 | 教養試験 | 択一式 |
専門試験 | 記述式 | |
論文試験 | 課題式 | |
二次試験 | 面接試験 | 個別面接 |
専門試験では、管理栄養士の国家試験同様の問題が出題される可能性が高いです。
論文試験は90分で論文を作成し、文字数はおおむね1500文字程度が目安といわれています。
面接では、応募する先の求めている人物像を確認しておくと対応しやすいです。
自治体のホームページには直近三年の過去問が公表されています。
今までの傾向を確認しておくことがおすすめです。
公務員の倍率が高い2つの理由と公務員になるまでの流れ|まとめ
管理栄養士が公務員に受かる倍率は大体5~50倍程度といわれています。
- 自治体によって異なる
- 採用枠の人数に差がある
- 応募者数が地域によって変わる
そのため、志望する自治体が決まっている場合は、倍率を知っておくのがおすすめです。
- 安定した職場で働ける
- 高い年収が見込める
管理栄養士が公務員になるには、各ホームページから応募して、公務員試験を受ける必要があります。
公務員試験には、管理栄養士の国家試験同様の問題も出題される可能性があるので、あらかじめ対策しておきましょう。