【管理栄養士へ】面接でよく出る質問10選と持ち物や守るべきマナー

就職する企業に対して、自分がどんな人物なのかアピールできるのが面接です。

管理栄養士を募集している職場では、一般職とは異なる管理栄養士ならではの質問があり、その質問に頭を抱えてしまったことがあるという人も多いのではないでしょうか？

私自身、過去に3回の転職を繰り返していますが、面接中に「え、そんなこと聞くの？」と驚いたことが何度かあります。

この記事では、管理栄養士ならではの面接の質問を出来るだけ多く集めています。

そのため、面接当日に焦ることなく質問の意図を考えながら返答できるように、予習しておくことが可能です。

面接で一番大切なことは「この人は会社にとって必要な人材だ」と思ってもらえるようにすることです。

会社に入社した後のキャリアプランが具体的になっていると、採用する側もその人が実際に働いているイメージがつきやすく、内定に近づきやすくなります。

管理栄養士に特化している転職エージェントなら、一人一人に担当エージェントがついて面接の対応をしてくれます。

管理栄養士にオススメの転職エージェントをまとめた記事は別にあるので良ければご覧ください。

管理栄養士が面接時に必要な持ち物

これさえあれば、当日困ることなくスムーズに面接を行えるという13つの持ち物です。

面接前日に確認しておくようにしましょう。

履歴書や職務経歴書などの書類は事前に提出している場合でも、念のため書類のコピーを用意することで、紛失していたり、書類が届いていなかったりしていても対応が可能です。

クリアファイルに挟んで封筒に入れておくようにすると、きれいな状態を保ったうえで提出が出来ます。

また、会社から指定されている持ち物がある場合でも、筆記用具やノートなどの文房具は最低限持っていくようにするようにしましょう。

結婚後に資格証の名字変更をしていた場合は、資格証が手元にあるかの確認を事前に行うと直前で焦ることなく準備が出来ます。

面接時に注意しておいた方が良いマナー

面接前、面接中、面接後に分けて注意しておいた方が良いマナーをまとめていきます。

面接の流れもつかめるのでチェックしておきましょう。

面接前の注意しておいた方が良いマナー

待ち時間に控室でスマホを触ることは基本的にNGです。

面接前も採用基準に入っているという気持ちで本番を待つようにしましょう。

待ち時間を想定して、本や面接に関するメモ帳などを持っていくと有意義に時間をつぶすことが出来ます。

面接前の注意しておいた方が良い身だしなみ

見た目が9割といわれるほど、初対面の人にとって見た目の印象は大きいものです。

時間に余裕を持つ

言わずもがなですが、当日の遅刻は絶対に避けたいことです。

採用担当の人は、わざわざ面接のために仕事を調整して時間を作ってくれています。

人の時間を頂戴するという気持ちで、時間には余裕をもって現地に向かうようにしましょう。

事前にマップや時刻表を調べておき時間に余裕があれば、当日までに実際に現地訪問をしておくと面接当日も安心して向かうことが出来ます。

万が一、やむを得ない事情で面接時間に遅れてしまう場合は、すみやかに担当者にお詫びの電話をします。

その際は、遅延理由と到着見込み時間を伝える事を忘れないようにしましょう。

到着が早すぎるのも面接を急かしてしまい、迷惑となる場合があります。

そのため、面接の開始時刻の5分～10分前を目安に訪問するとよいです。

面接中の注意しておいた方が良いマナー

面接中はスマートフォンの電源を切っておくか、マナーモードにして着信音や通知音が鳴らないようにしましょう。

バイブレーションの音が鳴ってしまうことも、あまり良い印象を与えません。

持っているカバンは足元に置いておくようにしましょう。

膝の上に置くことがないように注意です。

面接後のしておいた方が良いマナー

管理栄養士の面接でよくある質問と回答例10選

面接で予想される質問と回答をメモ帳に書き出しておくと、落ち着いて面接に臨むことができます。

当日メモ帳を忘れずに持っていくことで、直前まで面接の対応を確認することが出来ます。

志望動機を教えてください

なぜ志望したのか、この会社に何を求めているのかが問われます。

そのため、他の会社でも実現可能な業務内容を求めていたり、会社の理念と異なった人材であると思われれば、落とされる確率も上がってしまいます。

応募先の企業ならではの理念や特徴に触れておくのがオススメです。

給料や福利厚生といった待遇面は企業の特徴とはならないので他の理由を探しましょう。

自分の強みをアピールしながら、企業との相性の良さが伝われば内定に近づくことが出来ます。

勤め先を退職した理由を教えてください

この質問では、うちの会社に入ってもすぐに退職してしまわないか判断するために行います。

退職理由に対して何かしらのアクションを起こしたと説明することでどんな退職理由でも好印象を与えます。

前職に対する愚痴を話してしまうと、同じことがあればまた辞めてしまうの？という印象になってしまいます。

退職理由の中に志望理由を組み込むことで、説得力のある内容になります。

ハティ子

やりたかった仕事が前職では出来なかったけど、貴社では出来るなど
転職して志望に至った理由が明確になっていると良いです

管理栄養士になったきっかけを教えてください

なぜ管理栄養士を目指すことになったのか聞くことで、今後のキャリアプランも想像しやすくなります。

具体的な体験を伝えることで、イメージがしやすくなり印象にも残りやすくなります。

応募先の企業では出来ないような仕事にあこがれを持っていると、相性が合わないと思われてしまうので注意が必要です。

今後の目標について伝えることで、就職した後にどのような形で会社に貢献していくのかが具体的に伝わりやすくなります。

調理経験はありますか、普段から調理はしますか

料理への興味と知識があるかを見ています。

給食会社の面接の場合、即戦力になるかという点でも経験を問われることがあります。

調理業務の経験がある場合はそのまま伝えて良いです。
経験がない場合でも、普段の調理頻度や得意料理などを伝えてみるのもアピールとなります。

料理を普段から行っていない場合でも、嘘はつかず素直に答えるようにしましょう

業務に生かせる知識を現時点で持っているかを質問していますが、無い場合でも今後勉強していく意思があることを伝えて、調理への向上心をしっかりと伝えると良いです。

自分の強みと弱みは何ですか

この質問では自分を客観的に見られるか、短所をどのようにカバーしようとしているかといったところを見ています。

自分を採用するメリットをつたえられるアピールポイントになるので、事前に答えを考えておくと良いです。

エピソードを加えることで信憑性のあるものになるのでなるべく取り入れるようにしましょう。

ただの自慢話に終わったり、欠点を述べるだけになったりしないように気をつけましょう。

ハティ子

弱みに対して普段からどのような対策をとっているかを伝えることが重要です

自分の強みや弱みの見つけ方は別の記事で解説しています。

気になる方は是非ご覧ください。

＞＞【内定獲得】管理栄養士の自己分析と自己PR|職場別の例文4選紹介

この職場でどんなことをしたいですか？

内定をもらってこの会社で働いているイメージまで出来ているかを問われます。

ここでは、企業理念や仕事内容など企業分析をどこまでしているかを確かめられます。

どのくらいのモチベーションがあるのか、自分はこうやって会社に貢献していくということをアピールしましょう

自分のやりたいこと＝他者でも出来る事　であるとインパクトのない答えになってしまいます。

ハティ子

自分がそこで働いていることをイメージしてより具体的な答えを出せると良いです。

何か質問はありますか？

企業への関心をみたり、企業と自分のキャリアプランの確認、就職する前に知っておきたい不安の解消をします。

採用後に関する質問をすると、向上心の高い良質な質問をしやすくなります。

例えば、「仕事に就くまでに勉強しておいた方が良い事は何かあるか」「先輩管理栄養士の就職後のキャリア」など

ホームページを見ればわかるような内容は企業分析の不足を疑われてしまいます。

質問がないというのも無関心と思われてしまう場合があるので、1～2つは逆質問を用意しておくようにしましょう。

業務を通じての成功体験を教えてください

この質問では、いままでの仕事に対する実行力や問題解決力を問われます。

過去に体験をした成功例を挙げ、どんな工夫をしたのか、過程から結果までしっかりと伝えましょう。

成功体験から何を学び、どのように実行したのかがポイントとなります

仕事の成果や実績だけを伝えてしまうと、単に自慢話のようになってしまいます

成功に至るまでの苦労が伝わると、問題解決のために努力したことがより伝わりやすくなります。

なぜ同業他社ではなく当社だったのですか

どうしてもこの会社でなくてはいけないという理由があるほど、熱意が伝わりやすくなります。

また、入社後にすぐにやめてしまうことがないかという点でも重要な質問になっています。

会社の理念や仕事内容からここでしかできないという強い意志が伝わると良いです

福利厚生や有給取得率の待遇では他社との区別がつきにくいのでNGです

人間関係での問題で何か困ったことはありましたか

仕事を辞める理由の多くに、人間関係トラブルであります。

そのため、人間関係での困ったときにはどのように対応し、改善するのかを問われます。

何かあった時は報告、連絡、相談ができる人であるということがメリットになります

協調性がない人間であると「この仕事もうまくいかないのでは？」と思われてしまいます

過去の問題解決にまつわるエピソードがあると説得力があるのでオススメです。

面接中に意識しておくと良いポイント

面接中に意識しておくと良いポイントをまとめました。

ポイントを確認しておくことで、優れた面接対応をしやすくなります。

話すときのポイント

どれだけ緊張していても、面接中は相手の顔をしっかりと見て元気よく話すことを意識しましょう。

丸暗記した内容を片言で話したり、ほとんど目が合わなかったりすると印象も良くありません。

マスクをつけていると余計口の動きが分からないので、せっかく素敵な回答をしていても、聞き取られることなく残念な結果になってしまいます。

また、面接官の話を決して遮らないということも重要です。

間違って遮ってしまった場合、直ちに話を辞め面接官に会話を譲るようにしましょう。

このような癖は知らず知らずに行ってしまいがちです。

面接前に家族や友人にそのような癖が無いか確認してもらいましょう。

話す内容のポイント

面接当日は、事前に提出している履歴書から質問されることが多くあります。

そのため、履歴書の内容はきちんと記憶しておくと良いです。

面接中は、焦って頭の中が真っ白になってしまうこともあるかと思います。

しかし、面接は自分をアピールできる大チャンス

落ち着いて、面接の会話から求められる人材を汲み取るようにしましょう。

考え方に一貫性をもたせると面接の中での会話もまとまりやすくなります。

面接でよく出る質問10選と持ち物や守るべきマナー|まとめ

面接当日に必要な持ち物は以下のとおりです。

面接時に注意しておいた方が良いマナーは守れていることが基本です。

面接前にスマホは電源は切り、面接中は面接官の指示に従い行動しましょう。

また、面接後は自ら企業にお礼のメールを送ることで好印象が残せます。

面接で予想される質問と回答は事前にメモ帳に書き出しておくと、落ち着いて面接に臨むことができます。

質問されている意図は何か考えると、質問の答えも考えやすくなります。

また、面接中は自分の癖が出やすいです。

「えっと…」と連発したり、貧乏ゆすりをしてしまっていたり、自分では気づけない癖は転職エージェントを活用して対策してもらいましょう。

管理栄養士のおすすめ転職エージェントをまとめている記事があるので、気になる方は参考までにご確認ください。