【経験談】ハローワークと転職サイトどっちが管理栄養士の転職に有効か

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結婚を機に仕事を退職して、転職難民になっている管理栄養士さんは多いです。

特に管理栄養士の仕事は、職場によって勤務時間や休暇など異なります。

朝が早すぎたり、残業が多かったり、家事や育児との両立が難しいと感じる職場もあります。

私自身、管理栄養士の仕事につきながら、過去3回の転職をしていおり、現在は結婚を期に仕事を退職して再就職のための転職活動中です。

この記事では、管理栄養士の転職にはハローワークと転職サイトとどちらが、有効なのかまとめています。

これを読むことで、ハローワークと転職サイトのどちらが自分に合った転職探しのツールかということが分かり、理想の転職先と巡り合うことが出来ます。

ハローワークがおすすめな人

地元での管理栄養士の仕事を探しており、転職を焦っていない方はハロワで給付金をもらいながらの仕事探しがおすすめ

転職サイトがおすすめな人

すぐにでも転職をしたいと考えているけど、給料は妥協したくない、転職前に仕事場の雰囲気を知っておきたいという方は転職サイトがおすすめ

転職サイトは365日24時間使用できて、自宅からでも求人を応募できるので、個人的には転職サイトを使用して転職活動をすることがおすすめです。

管理栄養士にオススメの転職サイトは栄養士人材バンクです。

ハローワークと転職サイト（エージェント含む）一覧表

	ハローワーク	転職サイト
働く場所	地元に強いが、 他の地域の募集がない	全国の求人があるが、 求人が無い地域もある
手当	失業手当あり （月10万程度、60日間）	無し
求人の質	やや低め	高い
利用可能な時間	平日（8:30～17:15）	365日24時間
転職先の情報	少なめ	豊富 転職先の雰囲気まで確認できる
転職までの時間	申し込み等の手続の後に求職活動	すぐに応募可能
	ハローワークの公式サイト	栄養士人材バンク

ハローワークのメリット

地元の転職求人が豊富

ハローワークは国が運営している施設で、地域に特化した転職先が豊富にあります。

そのため、地元の企業が多く集まっているので、地元での転職を考えている方におすすめです。

職業訓練が無料で受けられる

ハローワークでは、語学・プログラミング・パソコンスキル・マナー講座・資格取得などのスキルが無料で身に着けられます。

転職前に自分の強みを作るのに最適です。

失業手当がもらえる

前の職場の給料額によりますが、大体月に10万円程度を90日間受け取ることが出来ます。

ただし、失業手当をもらうには、ハローワークを介した職業探しが必要です。

採用の合否が必ず連絡される

一般的な転職サイトでありがちな「連絡がなければ不採用」など不採用の通知が来ないということが基本的にないです。

そのため、不採用の場合はすぐに気持ちを切り替えて、別の転職先を応募できます。

職員へ相談出来る

転職先に対する質問をハローワークの職員に相談することで、直接電話で聞いてくれたりして確認することが出来ます。

ただ、職員によっては対応の悪い人もいるので、個人差はありそうです。

ハローワークのデメリット

求人の質が悪いことがある

ハローワークは企業側が無料で求人を掲載できます。

そのため、労働条件があまり良くない企業の求人も多いです。

書類の添削や面接対策がない

転職サイトとは異なり転職サービスが豊富ではないので、転職時に必要となる書類の添削や面接の対策を組んでもらえることが少ないです。

しかし本当に困っているようであれば、相談員さんに相談してみるとよいと思います。

営業時間に制限がある

ハローワークは国が運営している施設なので、平日の日中（8:30～17:15）のみ利用できます。

仕事をしている人にとっては、難しい時間帯です。

年収の設定が低い求人が多い

有料で求人をのせている転職サイトとは異なり、無料で転載できるので、比較的年収を低めに設定している企業が多いです。

今後、年収アップを考えている場合は、向かないかもしれません。

利用登録のためにハローワークへ行く必要がある

ハローワークで転職活動をするには、まず登録をする必要があります。

そのため、まずは直接ハローワークへ行かなくてはいけません。

すぐに求人に応募することが出来ない

求人への応募の際にはハローワークからの紹介状が必要となるので、すぐに応募することが出来ないのがデメリットです。

そのため、すぐにでも転職したい方からすると、もどかしいかもしれません。

待ち時間が長い

相談者が多いため、待ち時間が長いことがあります。

特に失業手当の認定日は、より多くの人がハローワークに来るので平気で1～2時間待たされます。

転職先の情報量が少ない

転職サイトに比べて、ハローワークは転職先の情報量が少ないのがデメリットです。

転職前に企業の外観や内観などの確認が出来ないので、基本的に職場の雰囲気を確かめられません。

転職サイトのメリット

管理栄養士におすすめの転職エージェント・転職サイトをまとめた記事があるので、気になる方は良ければご覧ください。

全国の求人をみることが出来る

転職サイトは、ハローワークと違って、全国の求人がみられるのが特徴です。

他県の募集まで見ることが出来るので、地元での転職を考えていない方には、転職サイトの方が効率的に求人を探すことが出来ます。

24時間求人を探すことが出来る

ハローワークは、営業時間が決まっているので時間内に行く必要があります。

しかし、転職サイトはインターネットから転職探しが出来るので、24時間常に求人を探すことが出来るのがハローワークとの違いです。

すぐに応募出来る

転職サイトでは、気になった転職先にはすぐに応募することが出来ます。

その点では、転職を急いでいる方ならハローワークよりも転職サイトの方がおすすめです。

スカウトの機能がある

転職サイトにもよりますが、サイトによっては企業側からのスカウトをもらえます。

自分の強みや資格をプロフィールに入れておけば、自分では見つけられなかった職場からオファーを受けることが出来ます。

企業の雰囲気を確認できる

転職サイトだと、職場の雰囲気や働きやすい環境かどうかを確認することが出来ます。

そのため、転職する前に職場の人間関係などを知れるのも特徴です。

面接など日程調整を代行してくれる

転職サイトにもよりますが、求人が出ている企業との連携を間に入ってやり取りしてくれる場合が多いです。

面倒な日程調整を行ってくれるので、とても助かります。

管理栄養士の面接でよく出る質問10選と持ち物や守るべきマナーをまとめた記事があるので、良ければご覧ください。

転職のためのサポートが受けられる

転職サイトでは、履歴書や職務経歴書の添削や、応募企業に合わせた面接対策をしてくれるところも多くあります。

そのため、転職活動もスムーズに行えます。

こちらの別記事では、管理栄養士の自己分析と自己PRの方法を職場別に例文をまとめています。

年収や条件交渉をしてくれる

ハローワークでは、行えない年収交渉も転職サイトなら出来ることが多いです。

そのため、今後の年収や仕事に関する条件を最初に相談して決めることが出来ます。

転職サイトのデメリット

応募者が多いので競争率が高い

転職サイトは、利用する人が多いので、求人先の競争率も高いです。

そのため、応募しても落とされる可能性も上がってしまいます。

手当がもらえない

ハローワークでは、仕事探しをすると失業手当をもらうことが出来ますが、転職サイトではそのような手当はありません。

手当が欲しい人は、ハローワークが良いかもしれません。

拠点が住んでいる地域にない場合がある

都会なら、求人数が多いところも多々あります。

しかし、転職したい先が田舎の場合、求人数が少ないというのがデメリットです。

管理栄養士が地方で転職する時におすすめな転職サイト4選はこちらの記事でまとめています。

選択肢が多すぎて選ぶことができない

転職先は、求人数が膨大すぎるため職場を選ぶのも大変です。

多数の求人の中から、自分に合った職場を選ぶことはかなり労力が必要になります。

支給をもらえるハロワと転職に特化した転職サイト、おすすめは転職サイト

管理栄養士の転職先はどこで探すかがかなり重要です。

ハローワークは、地元企業の求人が豊富なのが特徴であり、転職を急いでいなければ失業手当などをもらいながらでも転職活動が出来ます。

ただ、営業時間が平日の日中なので、仕事をしている人には転職活動しにくいという点が難点です。

その点、転職サイトは、全国の転職先をネットから探すことが出来るので、ハローワークと違って365日24時間、転職活動を行えます。

転職サイトによっては、スカウト機能がついているので、企業側から連絡が来ることで、応募する手間もありません。

ハローワークと違って、応募の際に窓口を挟む必要がないです。

このように転職サイトは転職に特化しており活用しやすいので、転職サイトで求人を探すことをおすすめします。