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- 管理栄養士は派遣での業務が禁止されている?
- 正社員・契約社員・アルバイト・パートとの違いは?
- 派遣で働くメリット・デメリットは?
管理栄養士の派遣では、病院・診療所などにおける医療関連の業務が禁止されています。
しかし例外事例もいくつかあり、派遣で栄養士の仕事をしている方は多いです。
- 派遣が禁止されている管理栄養士の業務内容
- 正社員・契約社員・アルバイト・パートと派遣の違い
- 派遣で働くメリット・デメリット
- 管理栄養士が派遣を探す方法
管理栄養士の転職サイトでありながら、派遣の仕事も紹介している栄養士転職ナビなら、「正社員・フルタイムパート・扶養内パート・派遣」の雇用形態の中から仕事を選ぶことが出来ます。
派遣が禁止されている管理栄養士の業務内容
派遣が禁止されている管理栄養士の業務内容は、病院・診療所などにおける医療関連の業務です。
そのため、療養に必要な栄養指導業務のために病院に管理栄養士を派遣することも禁止されています。
しかし以下の場合では、禁止業務であっても派遣管理栄養士が実施することが可能です。
- 紹介予定派遣
- 病院・診療所等(介護老人保健施設または医療を受ける者の居宅において行われるものを含む)以外の施設(社会福祉施設等)で行われる業務
- 産前産後休業・育児休業・介護休業中の労働者の代替業務
- 就業の場所がへき地・離島の病院、社会福祉施設等および地域医療の確保のため都道府県(医療対策協議会)が必要と認めた病院等における医師、看護師、准看護師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師の業務
また、病院等の医療関連業務を行う場所であっても、管理栄養士・栄養士の資格を使わない仕事の場合は派遣でも勤務可能です。
紹介予定派遣である
派遣には大きく分けて「常用型派遣」「紹介予定派遣」「登録型派遣」の3つの種類があります。
- 常用型派
-
派遣会社に正社員として直接雇用される
- 紹介予定派遣
-
契約期間終了後には、直接雇用に切り替えて継続して働くことを前提としたうえで雇用される
- 登録型派遣
-
派遣会社に登録し、派遣先となる会社と派遣会社間の派遣契約で定められた期間だけ雇用される
紹介予定派遣である場合は、派遣社員であっても禁止業務を実施することが出来ます。
代替業務である
産前産後休業・育児休業・介護休業中の労働者の代替業務である場合も、派遣による禁止業務が可能になります。
そのため、代替業務であれば、勤務地が病院の場合でも問題はありません。
病院管理栄養士の業務を派遣で試してみたいという方には、前任者が産休・育休などで休んでいる間の代替募集をチェックしておくのがおすすめです。
正社員・契約社員・アルバイト・パートと派遣の違い
正社員 | 契約社員 | アルバイト・パート | 派遣 | |
雇用主 | 職場 | 職場 | 職場 | 人材派遣会社 |
給与 | 月給 | 月給 | 時給 | 時給 |
ボーナス | あり | なし | なし | 人材派遣会社の規定が適用 |
労働時間 | 8時間 | 8時間 | 希望時間のみ | 案件による |
雇用期間 | 無 | 有 | 有or無 | 有(原則3年) |
禁止業務があるのは派遣のみで、そのほかの雇用形態の場合は禁止業務がありません。
雇用主は人材派遣会社である
派遣会社に登録して、紹介された派遣先で勤務しているのが派遣社員です。
そのため、雇用主は人材派遣会社となり、給料支払いや福利厚生も人材派遣会社が行います。
正社員・契約社員・アルバイト・パートは、雇用主が職場であるため、派遣との大きな違いといえます。
給与は時給である
正社員や契約社員が月収で給与がもらえるのに対して、アルバイト・パートや派遣は時給で給料が決まります。
時給であるため、働けば働くほどもらえる給料が増えるということがメリットです。
派遣の時給の相場は、一般的に900円~1500円程度で経験等によっては多めにもらえる場合もあります。
ボーナスは人材派遣会社の規定が適用される
派遣では、ボーナスが出ないことがほとんどです。
しかし、人材派遣会社によっては、ボーナスが出る場合もあります。
ボーナスの有無で年収が大きく異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
労働時間は案件による
正社員や契約社員は労働時間が8時間と決まっているのに対して、バイトや派遣では時間の縛りがありません。
そのため、子育て中の方でも時間を考慮しやすく、働きやすい環境といえます。
契約の期間は原則で3年
派遣では、契約期間が3年と原則で定められています。
そのため、同じ職場で3年以上働き続けることが出来ません。
職場環境が良い職場では残念な思いをしますが、なかなか辞めると言い出せない職場においては、おすすめの働き方といえます。
派遣で働くメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
担当者に相談できる 期間満了後にもサポートが受けられる ライフスタイルに合わせやすい 別の職場に変更しやすい 残業なしや土日休みの場合が多い 人気職場でも倍率が低くなる | キャリアアップしにくい 同じ職場に3年以上在籍出来ない ボーナスや福利厚生がないことが多い 立場的に弱い 契約期間中は辞めることができない |
派遣で働くメリット
- 担当者に仕事内容や待遇について相談できる
- 契約期間満了後にもサポートが受けられる
- ライフスタイルに合わせて働きやすい
- 契約期間があるため、様々な職種を経験できる
- 別の職場に変更しやすい
- 残業なしや土日休みの場合が多い
- 人気職場でも倍率が低くなる
派遣で働くデメリット
- キャリアアップしにくい
- 同じ職場に3年以上在籍出来ない
- ボーナスや福利厚生がないことが多い
- 立場的に弱い
- 契約期間中は辞めることができない
管理栄養士が派遣を探す方法
栄養士転職ナビでは、管理栄養士の派遣も検索が可能です。
2023年6月時点で栄養士・管理栄養士の派遣求人は110件ありました。
- 応募フォームより応募
- 希望の方法(メールor電話)で、担当コンサルタントとやり取り
- 応募施設と面接調整
- 内定
- 入職手続き
派遣が禁止されている管理栄養士の業務内容と例外事項とは|まとめ
派遣が禁止されている管理栄養士の業務内容は、病院・診療所などにおける医療関連の業務です。
そのため、療養に必要な栄養指導業務のために病院に管理栄養士を派遣することも禁止されています。
しかし以下の場合では、禁止業務であっても派遣管理栄養士が実施することが可能です。
- 紹介予定派遣
- 病院・診療所等(介護老人保健施設または医療を受ける者の居宅において行われるものを含む)以外の施設(社会福祉施設等)で行われる業務
- 産前産後休業・育児休業・介護休業中の労働者の代替業務
- 就業の場所がへき地・離島の病院、社会福祉施設等および地域医療の確保のため都道府県(医療対策協議会)が必要と認めた病院等における医師、看護師、准看護師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師の業務
派遣なら契約期間があるため、様々な職種を経験することが出来ます。
管理栄養士の求人を探すなら、派遣以外にも様々な雇用形態が一緒に検索できる栄養士転職ナビがおすすめです。